食べ物で太る方法!太りやすい食べ物・食品は?
私が必死で太ろうとしていた時に勉強した、「太りやすい食べ物」を今回ご紹介していきます。
優先的に太りやすい食べ物を食べていくだけでも、全然違います。
「太りたいなら白米を食べろ」は危険!
ネット上に様々な情報が溢れるようになり、間違った情報も沢山出てきています。
その最たるものが、「太りたいならとにかく白米を食べろ!」説です。
これをそのまま実践すると、間違いなく将来病気になります!
炭水化物は特に太りやすい
3大栄養素としてよく挙げられるのが、
「炭水化物」
→糖質と食物繊維で出来ています。
【例】白米・パン・麺類・イモ類・砂糖等
「タンパク質」
→主にアミノ酸で出来ており、筋肉や骨、血液、内臓等を作るための材料となります。
【例】肉類・魚介類・乳製品・大豆製品等
「脂質」
→体内で作れない必須脂肪酸が含まれており、ホルモンの材料等となります。
【例】油製品・調味料・肉類・ナッツ類・乳製品等
基本的には、どれも食べすぎれば脂肪に変わります。
ただし、この中でも特に太りやすい(脂肪に変わりやすい)のが、炭水化物に含まれる糖質。
近年糖質制限ダイエットが流行っており、かのライザップでも糖質は特に厳しく制限されています。
それほど、糖質は太りやすい成分なのです。
なら炭水化物(糖質)ばかり食べれば太れるって事?
理屈上は糖質ばかり摂れば太りやすいので、どんどん糖質を摂ることをすすめるサイトが多く存在します。
「炭水化物が多く摂れ、毎日食べやすい白米をどんどん食べましょう!」
「間食には安くて食べやすいバナナがおすすめです(バナナは糖質が多い)」
「お菓子やケーキ類を積極的に食べましょう!」
「海外産のプロテインを飲めば太ります!」
といった具合です。
断言します。
これをそのまま実行すれば、確実に糖尿病になります!!
痩せ型の方が糖尿病になりやすい
【糖尿病=肥満】
というイメージがありますが、実情は全く違うのです。
糖尿病とは?
血糖値を下げる「インスリン」が不足し、血糖値が上がったままとなってしまう病気です。
血糖値は、食事をする(糖質を摂る)と上がり、運動などをすると下がります。
糖尿病になると血がドロドロになるため、血液の循環が悪くなります。
身体に十分な血液が行き届かなければどうなるか…
最悪、死に至る恐れもある病気です。
痩せ型は元々インスリンが不足している
インスリンは食物から得たエネルギーを、脂肪や筋肉、内臓に取り込む働きをしています。
なので、食べすぎで太る方は、インスリンが正常に働いている証拠。
逆に、食べても太れない人は、元々インスリンがしっかり機能していないことが多いのです。
欧米人と比べ、日本人はインスリンの機能が弱いことで知られています。
これは長年の食生活が原因で、長く高糖質な食べ物(小麦やイモ類、砂糖類)を多く食べていた欧米人と、白米程度しか高脂質な食べ物を食べなかった日本人との差だと言われています。
現に、欧米人の糖尿病患者は肥満体型が多いですが、日本人の糖尿病患者の半数は標準体型以下なのです。
元々インスリン機能が弱い人が急に糖質ばかり摂ってしまうと、インスリンが不足し、全然太っていないのに糖尿病になってしまうのです。
沢山食べれば太れるわけではない
勿論、カロリー(食べる量)が少なければ、太ることは出来ません。
※1日の必要カロリー数の目安↓
ただし、沢山食べれば太れるというわけでもないのです。
それは、ギャル曽根さんをはじめとした、大食いの方々を見ているとわかることで、食べても太れない方はどれだけ食べても太れないのです。
それは、食べた栄養をちゃんと吸収出来ていないためなのです。
胃腸機能が弱いと太れない!?
我々は食べた物を【口→胃→小腸】の流れで消化吸収していきます。
【口】
=胃に送り込めるサイズに咀嚼する。
【胃】
=大量の胃酸を分泌して食物をドロドロの状態にし、少しずつ小腸に送る。
【小腸】
=ドロドロの食物をさまざまな消化酵素を使い、栄養素に分解して吸収する。
「口→胃→小腸」の順番で食物を消化分解(小さく)し、小腸で栄養素として吸収するわけです。
ここで個人差が出るのが、「消化酵素が栄養素を分解する」の部分です。
消化酵素とは?
食物を人間が栄養素として吸収できるサイズまで、消化分解してくれるものです。
人間にはなくてはならないものです。
数えきれないほど沢山の種類の消化酵素がありますが、代表的なものは下記の3種類。
消化酵素 | 分解するもの | 分解されるもの |
アミラーゼ | でんぷん | ブドウ糖 |
プロテアーゼ | たんぱく質 | アミノ酸 |
リパーゼ | 脂質 | 脂肪酸 |
このように、食物を栄養素として吸収できるサイズまで消化分解してくれます。
この消化酵素の働きには個人差がありますので、働きが弱いと、食べたご飯やお肉を栄養素に分解しきれず、便として出てきてしまうのです。
例えば、普通の人が10食べれば8は栄養素として吸収できるのに、消化酵素が弱い人は10食べても6しか吸収できなくなってしまうわけです。
食べた栄養をきちんと吸収して太るには、消化酵素に頑張って働いてもらう必要があるのです。
食物酵素を摂り入れよう
実は消化酵素というのは体外から摂取することが出来ません。
人間の消化酵素は人間にしか作れないオリジナルなものだからです。
しかし、「食物酵素」を摂り入れることで、消化酵素の働きをサポートすることが出来ます。
食物酵素は主に生の食材に含まれています。
例えば、バナナを放っておくとぐじょぐじょになります(一般的に熟すといいますね)が、これは食物酵素の働き。
食物酵素がバナナを分解してくれているのです。
例えば…「本来100㎏カロリーを消化分解するのに消化酵素が10必要」なところ、「食物酵素を含んだ食材なら7で済む」といったイメージです。
元々消化酵素の働きが弱い我々痩せ型には、非常にありがたい働きをしてくれます。
食物酵素を多く含む食べ物・食品は?
【発酵食品】
⇒生味噌、醤油、みりん、酢、漬物、鰹節、納豆、ヨーグルト、チーズ等
【生野菜】
⇒玉ねぎ、大根、にんじん、ほうれん草、セロリ、トマト、キャベツ、生姜等
【果物】
⇒パイナップル、キウイ、りんご、メロン、バナナ、イチゴ、スイカ、梨等
発酵食品の多くは食物酵素の力で発酵させていますので、豊富に含んでいます。
注意点として、酵素は熱に弱いため、加熱処理を加えると死滅してしまいます。
極力生で食べることを心がけましょう。
生で野菜や果物を食べるのが難しい場合は、スムージーにして飲むのもおすすめです。
補酵素をバランス良く摂り入れよう
消化酵素は単独ではほとんどその力を発揮できません。
消化酵素に「補酵素」がくっつくことで、初めて食物を人間が吸収できる栄養素に消化分解できるのです。
つまり、いくら消化酵素があろうとも、補酵素(コエンザイムとも呼びます)がないと意味をなしません。
補酵素の具体例としては、非常に多岐にわたるので全てを列挙することは出来ませんが、代表的なものとして…
【ビタミン】
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ナイアシン
・葉酸
【ミネラル】
・亜鉛
・マグネシウム
があげられます。
つまり、補酵素を取り入れるには、バランスの良い食生活が必須となっていきます。
(具体例はあげませんが)芸能人の方や友人を見ていると、好き嫌いなくバランスの良い食生活を送っている方よりも、偏食家の方が痩せ型が多いように感じます。
その原因は、偏食によって補酵素や食物酵素を摂取できず、消化酵素がうまく働かなくなり、栄養の吸収効率が下がっているためだと思われます。
補酵素をバランス良く摂れる食べ物・食品は?
【ビタミンB1】⇒豚肉、うなぎ、大豆、玄米
【ビタミンB2】⇒レバー、うなぎ、魚肉ソーセージ、たらこ、ぶり、チーズ
【ビタミンB6】⇒魚類(特にマグロ)、肉類(特にレバー)
【ナイアシン】⇒魚類、肉類、きのこ類
【葉酸】⇒野菜類(特にアスパラガス、ブロッコリー、そら豆、枝豆、ほうれん草)、レバー、納豆、海苔
【亜鉛】⇒魚介類(特にかき、かに)、肉類、チーズ、ごま、ナッツ、海苔
【マグネシウム】⇒ごま、ナッツ、海苔、大豆
肉類に多く含まれる、「ビタミンB1・ビタミンB6・ナイアシン・亜鉛」はさほど問題なく摂れるかと思います。
多くの補酵素で必要となってくるのが、「魚・レバー・納豆・大豆(豆腐等)・海苔」
自炊をせずにお弁当中心の食生活を送っている場合、これらの食品を食べることが少ないと思いますので、間違いなく補酵素が不足しているはずです。
普段食べない食品も積極的に食べ、バランスの良い食生活を送るようにしましょう。
食生活から摂れなければサプリメントで代用
「食べ物の好き嫌い」
「自炊する時間がない」
といった理由で、食物酵素や補酵素を上手く摂ることが出来ないという方もいらっしゃると思います。
そもそも、バランスの良い食生活を送れていないからこそ、今痩せてしまって困っているわけだと思います。
それを一朝一夕に変えるのは簡単ではありません。
食生活を変えるのが困難であれば、サプリメントを使って補給してしまった方が現実的です。
「食物酵素」と「補酵素」が両方とも摂れるサプリは?
数少ない太るサプリで実績のある3つ(ファティーボ、プルエル、プッチェ)を比較しました。
サプリの成分比較
食物酵素 | 補酵素 | その他 | |
ファティーボ |
★★★★★
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★★★★★
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★★★★★
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プルエル |
★★★★★
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★★★★★
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★★★★★
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プッチェ | なし | なし |
★★★★★
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【ファティーボ】
・8種類の食物酵素
・ビタミンやミネラル等50種類以上の補酵素
・乾燥生姜(体を温めて消化酵素の働きを活性化するため)
・乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖(腸を綺麗にするため)
【プルエル】
・7種類の食物酵素
・亜鉛酵母によるミネラルを中心とした補酵素
・必須アミノ酸(筋肉を作るのに必要)
【プッチェ】
・マルトデキストリン(血糖値を上げて栄養吸収率を上げる)
・中佐脂肪酸油(脂肪に変わりやすい)
「プッチェ」は食物酵素や補酵素がなくイマイチ…
「プルエル」は補酵素が一部しか摂れず、特にビタミン補酵素が入っていないのが残念でした。
唯一両方とも摂れるサプリが「ファティーボ」。
あとは料金です。
サプリの料金比較
毎月の料金 | 返金保証 | |
ファティーボ | 6,300円(3か月コース) | 30日間 |
プルエル | 5,980円 | なし |
プッチェ | 5,334円(4か月コース) | 180日間(初回商品分のみ) |
基本的に料金は似たような額に。
配合されている成分が豊富なためファティーボがやや高めですが、月に数百円の違いであれば、しっかりしたものを選んだ方が良いと思います。
月6,000円程度であれば、1日200円。
缶ジュース2本分で太れるなら安いものです。
1か月間の返金保証がついていますが、基本的に3か月は継続して下さい。
魔法ではないので、飲んですぐに効果が出るということはありません。
私は3か月目で効果が現れました(47㎏→49㎏)。
※どうしてもサプリを飲むのが苦痛だといった場合には返金保証を活用しましょう。
ちなみにファティーボは、9か月コースにすると月3,500円になります。
ただし、いきなり9か月続けるのは少々ハードルが高いです。
最初は3か月コース、それで効果が実感できたら9か月コースに切り替えると良いと思います。
1年程度頑張れば、目に見える位太れているはずです(管理人例47㎏→54㎏)。
まとめ
繰り返しますが、すぐに太れるわけではありません。
あくまで栄養吸収率を上げてくれるものなので、食事量を少しでも増やして摂取カロリーを増やすことも大切です。
ですが、今まで何をやっても太れなかった体質が、徐々に改善され、実際に太ることが出来ました。
ちなみに、私はサプリメントを使いましたが、食生活の中から食物酵素と補酵素を摂る方法でも結果は変わりませんので、続けやすい方法をお選びください。
真剣に太りたいとお考えでしたら、すぐにでも実践していきましょう。
いきなり全ては出来なくとも、出来る範囲で始めることが大切です。
最初の1歩を踏み出せているか否かで大きく変わります。
「後でやろう」では何も変えられません。
デブエットを続けるのは正直大変だと思います。
なぜなら周りに仲間がいないからです。
ですが、正しい知識を基に、コツコツと継続していけば、少しずつ結果が現れてきます。
デブエット頑張りましょう!