【下痢で太れない】その原因は?下痢を改善して太る方法とは?
1日に3回も4回も排便がある…
人並み以上に食べているのに太れないという人に非常に多い特徴です。
「せっかく食べているのにこんなに出してたら太れないよ…」と思えてならないですよね。
さらに、単純に回数が多いだけでなく、
「大事なプレゼンの直前や最中」
「トイレに行けない時(電車での移動中等)」
「食後に必ず」
といったように、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。
この痩せの天敵である「下痢」、一体どうしてなってしまうのでしょうか?
そして、どうしたら改善出来るのでしょうか?
すぐに下痢をしてしまう原因とは?
そもそも下痢とは、便が水分を吸収しないでそのまま出てきてしまっている状態を指します。
本来、便は水分を吸収して出てきてくれるのですが、それが吸収されず、水分がそのまま出てきてしまい、下痢となります。
そうなってしまうのは、腸がうまく機能していないため。
食事、もしくはストレスが原因となるケースがほとんどです。
ストレス
「緊張するとお腹が痛くなってくる」
「電車の中等、トレイに行けない状況になると途端にお腹が痛くなる」
「仕事のことを考えるとお腹が痛くなってくる」
このような原因で下痢をしてしまう方は、ストレスが原因となっています。
胃炎
ストレスにより、自律神経がバランスを崩して胃酸が過剰に出てしまい、胃痛や胃もたれを起こしてしまいます。
その結果、食欲低下や消化不良による下痢等の症状を引き起こします。
過敏性腸症候群
ストレスが原因で腸の動きがおかしくなり、腹痛を伴う下痢や便秘を引き起こします(下痢になるか便秘になるかは人による)。
やっかいなことに、検査をしても目に見える異常がありません。
食べ物を消化出来ていない
食べ物を吸収できるサイズまで分解する役割を担っているのが、消化酵素。
口、胃、腸等で分泌されていますが、痩せ型の人はこの消化酵素の力が弱いのです。
消化酵素の働きが弱いと、食べ物を栄養素に分解しきれず、便として出てきてしまいます。
例えば、普通の人が10食べれば8は栄養素として吸収できるのに、消化酵素が弱い人は10食べても6しか吸収できなくなってしまうわけです。
つまり、太りやすい人と同じ食生活をしても絶対に太れないわけです。
痩せ型である我々は、「消化吸収力が弱い」という自分の体としっかり向き合わなければなりません。
腹いっぱい食べる
「太るためには胃を大きくしなければならないから、一度に沢山食べろ!」
恐らく痩せ型の皆さんは、周囲に一度は言われたことがあります。
私も太るために実行したことがあります。
しかし、これはNG。
どれだけ一度に沢山の食べ物を胃に入れても、我々は消化しきれないので、その分下痢となって出てきてしまうだけなのです。
苦労して沢山食べても、その数時間後にお腹が痛くなってしまうだけです。
油っぽい物を沢山食べる
油ものは非常に消化しにくい食べ物です。
その理由は、油を分解するための消化酵素が少ないためです。
白米を分解する消化酵素は、口や胃、そして腸と様々な場所から分泌されるので、比較的消化されやすいのです。
しかし、油を分解する消化酵素は腸からしか分泌されないため、中々消化がうまく出来ないのです。
また、外食先で使われる油はより消化に悪いです。
油は長く使うと酸化(=劣化)していきます。
酸化すればするほど、体内で消化されにくいのです。
しかし、飲食店では数時間、場合によっては数日同じ油を使いまわすことも珍しくありません。
そんな酸化(劣化)した油で揚げられた物が消化されにくいのは言うまでもありません。
辛い物を沢山食べる
辛い物には「カプサイシン」という成分が含まれており、これが下痢の原因となります。
カプサイシンには腸の運動を活発にする効果があります。
そのため、食べ物が十分に消化吸収されないまま、便となって送り出されてしまうため下痢となってしまうのです。
また、辛い物は胃の粘膜を傷つけてしまうので、消化不良を引き起こし、下痢となってしまいます。
冷たい物でお腹を冷やす
お腹を冷やすと下痢をしてしまうのは、体が体温を上げようとしているためです。
人間、体温が上がりすぎると危険なので、汗を出して体温を下げようとします。
反対に、体温が冷えすぎても危険なので、体温を上げるために腸の動きを活発にします。
その結果、下痢になってしまうのです。
体温を上げるためには水分を出すのが一番です。
例えば、ポットでお湯を沸かそうとした時、水2L沸かすより、1L沸かす方が簡単ですよね。
人間もこれと同じで、水分が沢山あると中々体温を上げられないので、極力水分を出して、体温を上げやすくしようとするのです。
そのため、腸を動かして、尿や下痢といった形で水分を出そうとするのです。
さらに、腸の動きを活発にすることで熱を生み出すことも出来ます。
だから、お腹を冷やすと下痢をしてしまうのです。
下痢を改善して太る方法とは?
下痢になってしまう原因として、「ストレス(胃炎、過敏性腸症候群)」「食事方法(食べすぎ、油もの、辛い物、冷たい物)」が考えられますが、どうしたら改善することが出来るのでしょうか。
下痢を根本的に改善して、太る方法をお伝えしていきます。
ストレスを解消して下痢を改善する方法
「胃炎」、「過敏性腸症候群」ともにストレスが原因となります。
ストレスのやっかいな点が、病院に行っても解決できないところです。
例えば、過敏性腸症候群だとよく病院で処方されるのが、「イリボー錠」。
腸の運動を抑える薬なので、確かに下痢に効果があります。
しかし1つ問題が…
飲み続けなければならないのです。
途中で飲むのをやめると下痢が再発します。
根本的解決に至っていないのです。
「仕事上大事な日だけでも下痢を抑えたい」
という場合には非常に有効です。
ただちに病院に行って処方してもらいましょう。
ただし、根本的に解決するには、ストレスを軽減しなくてはなりません。
ストレス解消には寝ること
「ストレスを解消するには、その原因を解決しましょう!」なんてアドバイスをよくネット上で見かけますが、意味不明です。
「解決できない問題だからこそストレスになっている!」わけです。
一番多いのは仕事上の悩みではないかと思いますが、そう簡単に仕事を辞められたら誰も苦労しません。
ちなみに、私は電車移動がストレスでした。
「しばらくトイレに行けない」という恐怖心がストレスになり、通勤電車で頻繁に下痢を起こしていました。
解決策は会社の近くに引っ越すしかありませんが、もうローンを組んでしまった以上そう簡単には行きません。
解決できない問題によってストレスを抱えている方は多いと思いますが、それを軽減するには寝ることが次善の策として有効です。
眠る事で脳を休めることが出来るので、睡眠はストレス解消に非常に有効です。
事実、ストレスが少ない人ほど睡眠時間が多いという研究結果が出ています。
8割ほどの人は1日7時間~9時間が適正睡眠と言われています。
※残りの2割は、6時間以下が適正なショートスリーパー、9時間以上必要なロングスリーパーです。
1日にちゃんと7時間~9時間寝られていますでしょうか?
足りなければ間違いなく睡眠不足であり、ストレス増加の一因となっています。
睡眠時間を確保出来れば、例え根本的原因が解決されていなくとも、意外にストレスが軽減されます。
是非一度チャレンジしてみて下さい。
食べ物を消化しやすくして下痢を改善する方法
食べ物を消化出来ていない原因となることを極力やらず、消化に必要な消化酵素を活性化させることが重要です。
腹八分目+間食
満腹まで食べてもどうせ消化できずに下痢となってしまうだけなので、腹八分目でやめましょう。
ただし、それだけでは食事量そのものが減り、体重が減ってしまうので、その分は間食を増やして対応しましょう。
一度に大量に消化出来ないだけで、時間を空ければしっかり消化してくれます。
油物や辛い物は控える
特に油っぽいものは太りやすそうなので、「食べた方が良いのかな…」と思いがちですが、それは消化吸収力の強い方の話。
消化吸収力の弱い我々にとっては、大事な胃や腸にダメージを与える食べ物です。
食べるのはNGとは言いませんが、上記で述べたように下痢の原因となりますので、極力控えましょう。
冷たい物は飲まない食べない
飲み物は極力常温や温めた物を。
アイスは出来る限り食べない方が良いでしょう。
どうしても食べたければ、体が温まっているお風呂上りに限定して下さい。
生野菜やフルーツも体を冷やしますが、それらは体に大事な栄養素も含んでいるので、一緒に温かいお茶を飲む等の工夫をして食べましょう。
消化酵素を含んだ食べ物を食べる
実は消化酵素というのは体外から摂取することが出来ません。
人間の消化酵素は人間にしか作れないオリジナルなものだからです。
しかし、「食物酵素」を摂り入れることで、消化酵素の働きをサポートすることが出来ます。
食物酵素は主に生の食材に含まれています。
例えば、バナナを放っておくとぐじょぐじょになります(一般的に熟すといいますね)が、これは食物酵素の働き。
食物酵素がバナナを分解してくれているのです。
例えば…「本来100㎏カロリーを消化分解するのに消化酵素が10必要」なところ、「食物酵素を含んだ食材なら7で済む」といったイメージです。
元々消化酵素の働きが弱い我々痩せ型には、非常にありがたい働きをしてくれます。
食物酵素を多く含む食べ物はこちら↓
【発酵食品】
⇒生味噌、醤油、みりん、酢、漬物、鰹節、納豆、ヨーグルト、チーズ等
【生野菜】
⇒玉ねぎ、大根、にんじん、ほうれん草、セロリ、トマト、キャベツ、生姜等
【果物】
⇒パイナップル、キウイ、りんご、メロン、バナナ、イチゴ、スイカ、梨等
発酵食品の多くは食物酵素の力で発酵させていますので、豊富に含んでいます。
注意点として、酵素は熱に弱いため、加熱処理を加えると死滅してしまいます。
極力生で食べることを心がけましょう。
これらの食材を食べることが難しければ(自炊出来ない、時間がない等)、サプリメントで補給するのもアリです。
私が使用したのは、【ファティーボ】食物酵素サプリメント
含まれている成分は
・8種類の食物酵素
・消化酵素の働きをサポートする補酵素を50種類以上
・体を温めて消化酵素の働きを活性化する乾燥生姜
・腸を綺麗にする乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖
手軽に食物酵素を補給できるので、消化吸収力を上げることが出来ます。
※飲むのは食後すぐが理想的です。
料金は、3か月コースで月6,300円。
1日に換算すると200円程度。
缶ジュース2本分をサプリに置き換えるイメージです。
1か月程度で下痢をする回数が徐々に減少していきます。
※最初の30日間は返金保証があるので、全く下痢が収まらなければ返金してもらいましょう。
さらに、そこから2か月ほど続けると、体重が増加していきます(管理人例47㎏→49㎏)。
なので、3か月程度は継続することをおすすめします。
ちなみに、9か月コースにすると月3,500円になります。
ただし、いきなり9か月続けるのは少々ハードルが高いです。
最初は3か月コース(効果が実感できなければ返金)、それで効果が実感できたら9か月コースに切り替えると良いと思います。
1年程度頑張れば、下痢をすることも大分減り、目に見える位太れているはずです(管理人例47㎏→54㎏)。